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ブラインド・サイト〜小さな登山者たち〜
category: MOVIE-B
母の友達が良かったよーとお勧めしてくれたので
打切り間際に母と見に行ってきました。

盲目の子どもたちが、最高峰エベレストに登るドキュメントだというのは
偶然、新聞記事で映画の内容を目にして知っていたのですが
実際見てみると、これが実話だなんて信じられないような気がしました。

チベットでは、盲目は前世で罪を犯した証だとされ
盲人は世間からも家族からもひどい差別と暴言を受けている。
まず、この事が信じがたい事実でした。

差別はどんな進んだ国だってあるものですが
盲目の人が特別差別を受けるという話はあまり聞いた事がなかった。
しかし、チベットでは未だに人々は信じているのです。

ある意味、文化的・宗教的理由から行われている差別は
国際社会がどれだけ声高に差別反対を唱えたところで
宗教的思想に対する介入は許されず、撤廃は難しい。
そこへ科学的実証を持ち込むのも馬鹿らしい話なのでしょうね…

チベットの盲人たちに教育を与え、生きる道を授けるきっかけと
なったのが、ドイツ人の盲人女性サブリエ。
盲目の子どもたちのチベット登頂を言い出したのも彼女。

そして、世界初盲人としてエベレスト登頂に成功した
アメリカ人のエリックや、その仲間たちの助けによって
子どもたちのエベレスト登頂が始まるのです。

実際、登山する姿を見て思います。
「彼らは怖いのだろうか?山に登って何を思うのだろうか?」

私たちはエベレストの山を、知識と視覚で知っているからこそ
怖いと思い、恐れている。しかし中には制覇したいと挑む者もいる。
登頂したあかつきには、得がたい達成感や征服欲を得られるはず。

けれど盲人は?
エベレストの怖さを何で感じ、何を得ようとしているのだろう?

この映画を見て、それがどこまで解ったのか私自身も解りません。
けれど、映画全編を通して感じたのは
盲人は、見えないからこそ、体中の感覚を使って感じ、
物を考えているという事が、心から解りました。

エベレストに登る時も、その手触り、足の踏み応え、
聴こえる自然の音、友の声、緊張感…
あらゆる空気を体感しているということ。

それがどんなに神経を使い、
感覚を研ぎ澄ます作業なのか想像しようもないほどです。

だから、彼らが最終地点を目指さないと決めた時
彼らの目標が別の場所にある事に、初めて気づきました。

彼らにとっては結果ではなく、過程が重要だったということ。

常に見えない世界を歩く人間にとって
見えている世界は、心の中だけなのだと。
すべての世界は自分自身の中にあったのです。
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